WEB広報室

中小企業におけるデータのバックアップの話 世界のデータ量は2年で2倍増えると言われている。会社のデータも増える一方で、バックアップが問題となってくる。 なぜバックアップが必要なのか?

バックアップが必要な理由

  • 1.「消してしまった!上書きしてしまった!」と言うミス。
  • 2.「ウイルス感染?システムエラー?」データ破損。
  • 3.「変な音がする!」物理的な故障。
  • 4.「何もかもなくなった…」火事や地震による災害。
データがなくなる理由として、物理的な障害と論理的な障害がある。 バックアックメディアは何がいいか? バックアップのメディアは何がいいか? 1.DVD 2.外付けハードディスク 3.NAS 4.磁気テープ 5.RDX 6.クラウドバックアップ

バックアップメディア―どれがいい?

  • バックアップメディアDVD
    ①DVD

    DVDは数ギガバイトのバックアップなら安くて便利。でも、数年経つと、再生できるか不安。会社の業務のバックアップとしてはいまひとつ。
    • 価格

      (安い)
    • 容量

      (少ない)
    • 実用性

      (低い)
  • バックアップメディア外付けハードディスク
    ②外付けハードディスク

    容量はテラバイトまであり、かなりのデータを保存可能。USB3.0やeSATAのインターフェースを選べばそこそこのスピードが出る。ただ、ハードディスクの特性上、いつ壊れるか分からないので不安がある。
    • 価格

      (安め)
    • 容量

      (普通)
    • 実用性

      (低い)
  • バックアップメディアNAS
    ③NAS

    ハードディスクが1つ(または複数)壊れても運用が可能。価格は10万円代から100万円以上とさまざま。値段の安いものは、CPUの性能が低かったりと、機能が生かしきれず速度がでない。高価なものは機能も豊富で信頼性も高い。持ち運びができないため震災時には不安がある。
    • 価格

    • 容量

      (多い)
    • 実用性

      (価格による)
  • バックアップメディア磁気テープ
    ④磁気テープ

    容量は大きなもので6TBくらい。3TBくらいのデータをバックアップしようとすると1日かかってしまう可能性がある。また磁気テープ自体は安いが、運用するにはテープドライブやサーバが必要なので初期費用は高くなる。しかし、テープを複数保管すれば、何日も前のデータに戻ることも比較的容易で、さらに別の場所に保管すれば災害対策にもなる。大容量を安く保管できるので、最近になって以前よりも見なおされている。
    • 価格

      (高め)
    • 容量

      (普通)
    • 実用性

      (なかなか良い)
  • バックアップメディアRDX
    ⑤RDX

    磁気テープに変わる脱着可能なハードディスク。磁気テープよりも速度は出やすい。容量は今のところ大きいもので1.5TBくらい。価格は磁気テープより高め。今後に期待。
    • 価格

      (高め)
    • 容量

      (普通)
    • 実用性

      (良い)
  • バックアップメディアクラウドサービス
    ⑥クラウドサービス

    ハードの購入が必要ないため初期投資が少なくて済む。また、データが自社にないため、災害対策にもなる。ただ、毎月費用がかかるので長期的に見ると高額かもしれない。
    • 価格

      (高め)
    • 容量

      (少なめ)
    • 実用性

いろいろあるバックアップメディア バックアップをしたいデータの容量、更新頻度、保存期間など見極めが必要 バックアップは大変 企業におけるバックアップの話 I'll be backup アガッ君とねこたん もし今、全てのデータが失われたら、そのデータ、どこまで元通りにできますか?